投下指令器いらず、XCTP含めた全てのプローブに対応。タッチパネル採用で操作性もUP
ALM12(Automatic Lancher Modernization 12)は、海洋観測用プローブ(XBT/XCTD/XCTP)の自動投下を可能にする船舶用装置です。プローブの投下はコンピュータ制御により完全自動なため、このシステムはプローブ観測にかかる人件費を削減し、海洋観測のオペレーションに貢献します。荒天時・夜間問わずオペレーションを実施することができるため、海洋観測船、砕氷船、海軍艦艇等で利用されています。また、ALM12(AC230V仕様モデル)は、CEマーキングに準拠しているため、EU地域でもご利用頂けます。
主な特徴
- PCからダイレクトに制御可能になり、投下指令器が不要に
- タッチパネル搭載により操作性が向上。XCTP含めた全てのプローブの選択が可能に
- ALM12(AC230V仕様モデル)は、CEマーキングに対応

ALM12オートランチャ本体
各部名称・機能
1,プローブ装填口 (プローブの装填・使用済みキャニスタの取り出し口) 2,ブレーカー(主電源スイッチ) 3,非常停止スイッチ 4,タッチパネル (本機の操作を行います。)5,リリースピン回収口 6,電線貫通金物 7,端子台 8,ドラム (プローブを最大12本装填可能) 9,発射管 10,リリースピン固定金具回収口
参考仕様
オートランチャ製品比較 | ALM12 | AL12(従来モデル) | |
寸法 | ランチャ本体 | W615×D780×H750 mm | W590×D750×H760mm |
投下司令器 | なし | W430×D354.2×H102mm | |
電源 | AC100V / 50-60Hz 500VA | ||
AC230V / 50Hz / 500VA 単相 2 線式 | 未対応 | ||
本体質量 | 約130Kg | ||
プローブ装填数 | 12本 | ||
対応プローブ | XBT : T-4,T-5,T-6,T-7,T-10 | XBT,XCTDより最大4種類(XCTD-1A,-4A除く) | |
XCTD : -1N,-2N,-3N,-4N,-1A,-4A | |||
XCTP : -1,-4 | 未対応 | ||
環境条件 | 0~55℃ 水没しないこと | 0~50℃ 水没しないこと | |
規制対応 | RoHS,REACH,CEマーキング※ | 未対応 |
- ※CEマーキングは、AC230V仕様モデルのみ対応。1,機械指令(2006/42/EU)2,EMC指令(2014/30/EU)3,RoHS指令(2011/65/EU)に準拠しています。
- CEマークとは、EU加盟国の基準を満たすものに付けられる基準適合マークです。
- 仕様は参考仕様です。予告なく変更される場合があります。仕様の詳細はお打合せ後のご提案となります。