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クロロフィルa濃度、植物プランクトン量を計測する水質計。

水質においてケイ藻類の異常発生は、ダム湖や河川において非常に大きな影響を及ぼします。本装置では、蛍光光度法(代替法)により、迅速にクロロフィルa濃度を把握できます。浸漬タイプのため水質の鉛直方向(深さ方向)のモニタリングが出来ます。また、循環ポンプ(オプション)の採用により静水地での計測や採水ポンプとの組み合わせで、陸上局からの計測が可能です。

  • 低濃度から高濃度までの広い測定レンジに対応が可能。洗浄装置(ワイパ)を装備し、計測毎に汚れを除去するので安定したデータが得られます。
  • 蛍光光度をモニタリングする事によって、時期に応じた曝気設備運転や取水設備での効率の良い取水が可能です。

 測定精度

測定範囲 0~200μg/l
測定精度 ±5% F.S ※1
測定方式 蛍光光度法(青色LED)※2

※1 ウラニン標準液校正での精度であり、公定分析と比較しての精度は検量線のバラつき(偏差等)によって決定されます。
※2 蛍光量をクロロフィルaに換算するには公定分析と比較して設定した検量線が必要です。
※ 仕様は参考仕様です。予告なく変更される場合があります。


昇降式運用例

自動昇降によって鉛直方向の蛍光光度を計測します。

クロロフィル-a計

クロロフィル-a計と複数のセンサを搭載したセンサブロック


採水式運用例

採水ポンプによって採水、水槽部に試水を満たして計測します。