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浮魚類資源の変動メカニズム解明

網口開閉層別採集装置

概要

食卓に並ぶアジ・サバ・イワシ類などの浮魚類資源は、海洋環境の変化に伴って数年から数十年規模で大きく変動すると言われています。これまでたくさん獲れていた魚が獲れなくなったり、獲れる漁場や獲れる魚の種類が変わったりします。このような水産資源や海洋環境の変化を把握し、水産資源を持続的に利用するための漁業調査に鶴見精機の網口開閉層別採集装置が利用されています。


プロジェクト

魚の資源変動メカニズムの解明を目指す仔魚・稚魚の採集

漁獲量が増減する主な原因は卵から仔魚・稚魚期にかけて発育初期における稚魚たちの生き残りの「善し悪し」が年によって変動するためと考えられています。発育初期の稚魚たちを採集し研究することは魚の資源変動のメカニズムを解明する上で大切な調査活動です。水産資源の変動メカニズムの解明を行うための調査船による調査活動は「国立研究開発法人水産研究・教育機構」にて計画的に行われています。広域な海域、船舶調査という限られた調査期間の中で効率的に仔魚(しぎょ)・稚魚を採集するための採集装置が求められました。


船上で管理され稼働する網口開閉層別採集装置

採集装置となる多層式ネットは、船上のパソコンで管理され曳網中の曳網情報(経過時間・水深・水温・ろ水量・ネット開閉状況)を記録し、仔魚(しぎょ)・稚魚がいるであろう水深にてネットの開閉ができます。これにより今まで採集が難しかった大型の仔魚(しぎょ)や遠泳力のついた稚魚の採集も可能になりました。仔魚(しぎょ)は、ふ化直後からヒレや脊索が未熟な状態のもの。遊泳力が乏しく海中を浮遊しています。稚魚は、ヒレと脊椎骨が成熟し遊泳力を持ちます。それぞれ採集方法が異なるため採取装置の開閉を工夫することにより採集を可能としました。浮魚類の初期生態と海洋環境変化の関連性を明らかにする調査活動に利用されています。


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